平野区自立支援型ケアマネジメント伝達研修

「平野区自立支援型ケアマネジメント伝達研修」がオンラインで開催されました
「平野区自立支援型ケアマネジメント伝達研修」は、平野区内の居宅介護支援事業所(ケアマネージャーが在籍する事業所)を対象とした研修会です。
2021年2月20日(土)開催の研修会のテーマは、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)で、当院内科の寺西順哉が講師を務めました。
ACPとは、「病気や老衰が進行して意思決定能力が低下する前に、どんな治療やケアを望むかを医療・ケアチームで繰り返し話し合い、患者や利用者の意思決定を支援するプロセス」のことです。分かりやすくいうと「もしものとき」に備えた話し合いです。高齢社会を迎えた近年では特にその重要性が高まっています。
感染対策のため、ZOOMを使用したオンライン開催となりましたが、多くのケアマネージャーさんに参加頂くことができました。研修終了後には「相手の何気ない会話からもACPの糸口をみつけることが大事だ」「もしもの話を切り出すタイミングは難しいが実践していきたい」といったご意見があり、ACPに対する理解を深めることができました。

「人生会議」してみませんか|厚生労働省