放射線科
当院は単純X線撮影・CT・MRI・透視装置・骨密度装置を備えています。
PACS(医療用画像管理システム)を導入し、レントゲン装置・CT・MRI・超音波診断装置・内視鏡等の
複数の検査装置からの画像データを保存しています。
画像フィルムの持ち運びがなくなり、いつでも診察室や病棟の端末から専用モニターで画像データを
診断できるようになりました。
単純X線撮影
![単純X線撮影](images/radiology-01.jpg)
当院ではCR(デジタルX線画像)システムを用いた装置や、
さらに低線量で高画質の画像を提供できる
FPD(フラットパネル搭載デジタル撮影装置)も
使用しています。
CT
![CT](images/radiology-02.jpg)
マルチスライス(80列)のCTを導入しています。
この装置では数秒の息止めで広範囲が検査可能となり、
短時間で撮影する事ができます。
ご年配の方や息止めが困難な方にも
負担が少なく検査ができます。
![CT](images/radiology-03.jpg)
0.5mmの高分解能での撮影により画像再構成ができ、上記のような画像を作成しています。
造影剤の使用により多様な疾患の詳しい診断ができ、高速撮影により下肢動脈検査も可能になりました。
それにより血管の3D画像を作成でき下肢動脈血栓等の診断ができます。
MRI
![MRI](images/radiology-04.jpg)
当院のMRI(0.3T)はオープン型で左右が開放的になっており、
検査時の圧迫感が少なくなっているので閉所恐怖症の方にも
安心して検査を受けていただけます。
閉所恐怖症の方で検査を希望される方は
当院・地域医療連携室までお問合せください。
透視装置
![透視装置](images/radiology-05.jpg)
食道・胃・大腸等のバリウム造影検査から、
脊髄造影・関節造影・骨折の整復等整形外科領域の
検査・治療等も行っています。
骨密度
![骨密度](images/radiology-06.jpg)
骨密度測定では、骨に含まれるカルシウム・マグネシウム等の
ミネラル成分がどのくらいの量あるのかを計測することで、
骨粗しょう症の診断と骨折リスクの評価が行えます。
このミネラル成分が不足してくると、骨がもろくなり、
骨折しやすくなります。
骨密度を測定することは、おもに中高年以上の女性に
多くみられる骨粗しょう症の早期発見・早期治療、
また治療効果の判定等にも、非常に重要です。
当院では、DEXA法による検査で骨折しやすい腰椎(腰の骨)と大腿骨頚部(股関節の骨)を
直接測定し、より重要で正確な診断をすることができます。
高精度な一連の検査を短時間(約10分)にて行っております。
骨粗しょう症で治療中の方や閉経後の女性の方は、DEXA法による定期的な骨密度チェックを
おすすめします。ご興味のある方は病院スタッフにお尋ねください。